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人を蝕むモラハラ者の特徴15選

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人を蝕むモラハラ者の特徴15選

モラハラ者から発せられる毒は徐々に少しずつ、そして確実に被害者の精神を蝕んで破壊します。

気が付くとどっぷりモラハラ者の罠にハマっていて、そこから抜けてはいけないような錯覚さえ覚えます。

「私が悪いから言うことを聞かなければいけない」

「相手が怒ったのは私が至らなかったせい」

逃げ出す私は卑怯でズルいとまで思い込ませます。

そのため被害者は逃げ遅れてしまい、精神的被害が甚大になってしまうことが多いです。

モラハラ者はターゲットの心理を巧みに操ります。

自分より上と認識した相手には上手く媚び入るため、社会的には人格者のように見せる二面性を持っています。

社会的には成功を収め周囲からは良き夫と見られているが、家では非人道的なモラハラをしている例はよくあります。

■モラハラ加害者の特徴

1/ モラハラ者は表情を変えずに平気で噓をつく

モラハラ者は自己肯定や保身のために嘘をつきます。

普通は嘘をつくことにためらいや罪悪感を持つものですが、モラハラ者は罪悪感を持たず息を吐くように嘘をつきます。

事実を捻じ曲げ、自分が被害者かのようにエピソードを作り、それを周囲に言いふらして自分への同情心を誘います。

自分がやったことを相手のせいにして、自己正当化するのです。

これはモラハラ者がターゲットを堕とす時の常套手段でもあります。

2/ モラハラ者が気に入らない相手は雑に扱う

モラハラ者の思う通りに動かないような人だったり。

モラハラ者を優先する行動をとれない人だったり。

モラハラ者にとって居心地のよい環境を作れない人は、モラハラ者に疎んじられても雑に扱われても当然と考えます。

自分を尊重しないから相手を傷つける言動をしてもいい。

自分を否定する相手には不機嫌をまき散らしてもいい。

自分に賛同しない相手を無視するのは当然のことだ。

自分を持ち上げない相手など役に立たないし必要ない。

そして、モラハラや浮気を繰り返して、容赦なく相手を傷つけます。

不法行為を指摘され、面倒になると相手をバッサリ切り捨て、冷淡な態度を取って、相手から別れを切り出すよう仕向けます。

「来る者は拒まず去る者は追わず」の人には、特に注意しましょう。

3/ モラハラ者は思いやりを要求するが、相手を思いやる発想はない

モラハラ者の思考の中心にあるものはいつも自分のみ。

そのため自分を尊重するよう、感情でコントロールしようとします。

その一方で、他人の痛みや辛さを理解しようとすることはありません。

相手の体調が悪くて寝込んでいても知らんぷりを決め込みます。

良心を持たないためその行動に罪悪感を抱くことはありません。

寝込んでいて自分にメリットのない相手には興味がないのです。

病人の世話という、自分への価値を生まない行動を嫌います。

しかし、自分が逆の立場になると、相手に世話を要求します。

自分を思いやり看病をするのは、当たり前という態度を取ります。

尊重されて当たり前なので、相手に感謝することはありません。

尊重したから尊重してもらえると考えていると裏切られます。

4/ モラハラ者が持つ独特なゼロイチ理論

自分の考えに異を唱える者には、ゼロイチの極論で追い詰めます。

少しでも反論しようものなら、言葉を被せて封じ込むのが常です。

少しでも批判されると自分の全てを否定されたと捉えるため、「悪口を言われた」「攻撃された」と支離滅裂な反論をします。

幼児性万能感という認知の歪みから脱却できていないため、自分の言動は全て受け入れられて当然という思考となり、

少しでも不快に思うことは切り捨てて良いという結論に至ります。

これは生育歴で受けた親からの過干渉が大きく影響しています。

5/ 相談していたらいつの間にかモラハラ者の愚痴を聞かされていた

人格者を装い相手の悩みを聞くフリをしますが、相手の悩みを受け止めようという気はサラサラありません。

「それくらいよくあることだから」

「自分のときはもっと大変だった」

と、いつの間にか自分の愚痴のオンパレードになります。

聞いてもらえると思って話していたら余計に傷つけられた。

話に話を被せられたと思ったら自分が話を聞く側になっていた。

黙って聞いていたら人の話を雑に聞いていると怒られた。

モラハラ者は相手の弱さを逆手にとり、自分への尊重を引き出そうとします。

6/ 自分が正義

モラハラ者は自分が全てでありこの世の正義であり、それ以外の考えは全て間違えていると解釈しています。

周囲との関係は全て上下関係に置き、自分はその上に立ちます。

逆に言えば上下関係に置ける相手しか近くに寄らせません。

モラハラ者と話し合おうとしても意味がないのはこのためです。

どれだけ訴えても話を尽くしても考え方を変えませんから、自分を変えようとする人間は徹底して避けます。

それほど小心者で自己肯定感が低いとも言えるでしょう。

7/ 相手を無価値化しようとする

相手の良いところや大切にしているものに触れると、馬鹿にしたり否定したりして無価値化しようとします。

自分の価値を脅かす存在は徹底的に排除し遠ざけます。

そのためにモラハラ者は相手を位置付けするのです。

8/ モラハラ者が行う無視に潜む傲慢な心理

優れる自分に従わない人間は、攻撃されて当然という心理を持っています。

相手が困惑し許しを求めてくるまで心理的圧迫を加えます。

そこには自分に迎合すべきという傲慢な心理が存在します。

数日に及ぶ無視や不機嫌を振りまくなどは当たり前。

そこには「自分の態度から学べ」という考えが存在します。

問題の核心には触れず圧力を与えて支配下に置く手法です。

「自分には絶対に逆らうな」という絶対的なメッセージが隠されています。

9/ 無駄に傷つきやすい

モラハラ者は人からの批判を過剰に捉えて恐れます。

批判をした相手は自分を攻撃した者と捉えて遠ざけます。

自分への反論や批判は悪いものという認識しかできず、不当な中傷をされたと受け止めて逃げてしまいます。

ビジネスの場などで自分の意見に批判を受けると、人格攻撃されたと捉えて相手へ悪意を持ってしまうため、人間関係が上手くいかず絶縁や転職を繰り返します。

自分の万能感を侵す人間は悪者でしかありません。

10/ モラハラ者によくある尊大で不遜なふるまい

モラハラ者は聖人君子であるかのごとく振る舞います。

社会的に成功した者は特に不遜な態度が目につきます。

しかし周囲からの実際の評価とはかけ離れているため、気に入らない相手には圧力をかけて分からせようとします。

そのうち周囲の人間が遠ざかり縁を切られてしまうため、モラハラ者は新たなターゲット探しに余念がありません。

自分を手放しに尊重し従う人間を補充できなければ、モラハラ者に必要な陶酔感を得ることが出来ないからです。

そのため刹那的な出会いを積極的に求める傾向にあります。

11/ 思いやりをみせる素振りをする

時に社会的弱者を助ける素振りを見せることもあります。

それは単に弱者のためになりたいというものではなく、そこから利益を得たいという思惑からの行動です。

しかし思惑通りの利益が得られないことが分かると、いきなり手のひらを返して冷遇し縁を切ります。

自分にとって得か損かという価値判断しか持たず、人間関係は全てその価値の元に構築されるため、近づく人間もまた利害しかなく真の人間関係を築けません。

12/ 自己愛性のモラハラ加害者はとかく人格者を装いたがる

自分は周囲から賞賛されているというエピソードを、壊れたレコードのように自分語りするパターンが特徴的です。

自分を手放しに賞賛してくれる相手を常に探し求めています。

それほど小心者で自信のない自己であるとも言えるでしょう。

13/ 思い付きの約束をして簡単に裏切る

その場の雰囲気で大風呂敷を広げることがよくあります。

機嫌次第で適当な約束をして相手を無駄に期待させるのです。

所詮、口から出まかせばかりですから、端から約束を守る気などないのです。

約束を守らないことで相手に与える影響など考えませんから、昨日と今日で言うことが違っても罪悪感を持ちません。

約束を守れないと分かった時点で言うべきだと指摘されても、状況が変われば約束も変わると開き直って自己正当化してきます。

寧ろ約束を当たり前に守られると信じている方が悪いのだと、批判してきた相手をこき下ろした挙句に拒絶します。

14/ モラハラ者が持つ隠された強い劣等感

モラハラ者は一見自尊心が高く見えますが実は違います。

自己肯定感が低く小心者であることが殆どです。

親や周囲から過剰な期待をされ続けてきた結果、実現できずに自己肯定感を傷つけてきた例もありますし、親との関係性に悩み、自己否定を重ねてきた例もあるでしょう。

自身の劣等感をひた隠すためにモラハラを行います。

自分の悪い部分を相手に投影して攻撃するのです。

相手への攻撃は自身の劣等感の裏返しなのでしょう。

繰り返し行われることにより相手は精神破壊に至ります。

15/ 折に触れ被害者にご褒美を与える

実は劣等感が強く小心者なモラハラ者は、その行いから相手が離れていく恐怖を常に抱いています。

それは罪悪感ではなく自分が独りになることへの恐怖です。

そのため人からの評価をいつも気にしています。

モラハラ者は弱い心を持っているといわれる所以です。

そのため高価なプレゼントや高価な食事や旅行を贈ったりします。

定期的にプレゼントすることで、相手の気持ちを繋ぎ留めようとするのです。

自分の存在を周囲に認めてもらうための行動でもあるといえます。

時には相手の友人を誘って自分の存在を誇示することもあります。

大盤振る舞いする自分に自己陶酔するためでもあるのでしょう。

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