親の不安解消のために存在する子
毒親の愛情は「条件付き愛情」です。
毒親にとって利がある行動を、子がすることでやっと愛してもらえるのです。
毒親のプライドを満たす行動=子が親の期待通りの道を進むこと
毒親を助ける行動=子が親の精神的、経済的、介護などの支えになること
毒親の不安を解消する行動=子が過干渉な親の言い付けを守り、親の傍にいること
子が毒親に愛されるためには、自分を殺して親の考えに沿うことをしなければいけません。
それがたとえ自分の考えに合わないことだとしても。
そうして毒親育ちは自分の気持ちや考えが、麻痺から分からなくなっていきます。
自分が本当はどうしたいのか分からないし、考え方が分からないという人は毒親育ちかもしれません。
毒親育ちを克服するために必要なことは、親から愛してもらえなくなる覚悟を決めることです。
親への執着=愛してほしいという気持ちを断捨離することから、本来の自分を取り戻す準備が始まります。