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自己愛性パーソナリティ障害に翻弄された被害者たちの体験談

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■姉の自己愛に振り回されて自分も鬱病に

私の実妹は中学生の頃から、自己愛性パーソナリティ障害の兆候を見せていました。

年齢差は4歳ありますが、彼女はいつも私の欠点ばかりを指摘してきます。

外見や運動能力、考え方など、私の全てを否定するような言葉を繰り返されました。

一方で、彼女自身は自分の容姿や頭の良さに自信を持ち、自分が世界一優れた人物だと信じています。

彼女の自己愛性パーソナリティ障害が顕著になるのは、失恋した時です。

その時、彼女は自分がこんなに魅力的で優秀なのに、なぜ相手に振られるのか理解できないと嘆いています。

学校では友人も多く、良好な関係を築いているようですが、

一部の同級生からは、陰口を叩かれることもあるようです。

しかし家では、自分の美しさに嫉妬されていると言い切っています。

実際、彼女はそれほど美人ではありませんし、

地元のミスコンテストにも応募しましたが、結果、選ばれなかった経験が何度もあります。

家族は彼女を甘やかしており、彼女の愚痴を黙ってうなずいて聞いてあげています。

そのためか、30代半ばに差し掛かっても、

彼女は自己愛性パーソナリティ障害が目立っているように感じます。

彼女は社会人になってから、ブラック企業で働いたことで、

不安障害やパニック障害などの精神的な問題を引き起こし、心療内科で診断されました。

しかし、彼女は自分がナルシストとは異なると考えていて、

ドクターが指摘しても、自己愛性パーソナリティ障害を認めることはありません。

現在でも、彼女は私のことを見るたびに、子どもたちの教育が不十分だとか、

見た目がおばあちゃんのようだとか、女性としてもっと努力すべきだと、会う度に指摘してきます。

そのため、私はうつ病になってしまい、今では彼女と距離を置くようにしています。

■結婚してから知った妻の自己愛

私は普通のサラリーマンで、妻とは高校時代からの同級生として結婚しました。

妻は結婚前から自己中心的な傾向がありましたが、

一緒に生活し始めてからその傾向が目立ち、困ることがだんだんと増えてきました。

買い物に行くと、妻は試着した服が自分にぴったりで美しいことを、

私や店員に褒めるよう強く求めてきます。

褒められるまではなかなか帰ろうとせず、その場からテコでも動かないことがよくあります。

また、彼女は学生時代に有名なモデル事務所の社長に見初められ、

モデルデビューするところだったという自慢話を何度も話しますが、

私の友人や知人の前でも同じ話をするので困っています。

妻は、自分が働いている会社でも同じように振る舞っているようで、

「周りが私をバカにしている」と泣き言を言いますが、

私から見る限りそのようなことはないと感じています。

彼女は若い女性に嫉妬しているのか、何度となく同じ妄想を話してきます。

そういう話を聞くと、私は彼女が職場で浮いているのではないかと感じて不安になります。

■私の方が自己愛者への依存を断ち切れなかった

20代前半に付き合っていた人が、

間違いなく自己愛性パーソナリティ障害を持っていたと思います。

最初は普通に感じられて、そのことに気づかなかったのですが、

ある日、彼が私の働いていた店に来て、そこから親しくなって、付き合うようになりました。

最初の数ヶ月は何も変わらず、普通に付き合っていたのですが、

彼が私の友達と遊ぶことに不満を持ち始めたり、意見を尊重してもらえなくなったり、

ますます束縛されて暴力を振るわれたり、私の男友達にも嫉妬されるようになったのです。

私は、彼のことで自分が悪いのだと思うようになり、

彼から離れることもできなくなり、そのまま数年付き合ってしまいました。

私は、彼の行動がおかしいと感じて、

ネットで色々調べて、自己愛性パーソナリティ障害だとわかりました。

私は、彼を助けなければいけないと思い込み、彼を愛し続けることにしました。

周りの人にも、彼を理解してもらおうと努力しましたし、私の言動も全て彼に合わせて変えました。

つらい時期はありましたが、逃げるわけにはいかないと思い込み、頑張ってしまいました。

頑張り続けて彼に合わせ続けて、

やっと光が見えてきたとき、彼から結婚したいと言ってきました。

私は快諾しましたが、その後、自己愛は更に悪化してしまい、

我慢できなくなって別れる決心をしました。

しかし、彼と別れることは、簡単なことではなく、それまでになく傷つけられてボロボロになりました。

完全に関係を断ち切るときに、彼に別れる原因を伝えて、改善してほしいと願いました。

しかしそれは、彼との再構築を希望したものではなく、

そのあと私は彼に黙って引っ越しをして、彼との連絡を完全に絶ちました。

■尊敬していた彼は実はモラハラ者だった

婚約中の彼氏と現在同棲していますが、彼はモラハラ傾向があり、

自己愛性パーソナリティ障害だと思います。

同棲する前は、喧嘩もなく、仕事について話したり、友人が多い彼を尊敬していました。

何より、彼は本当に本当に優しい人でした。

しかし、同棲して間もなく、彼の理不尽な言いがかりや、

他人の意見を全く受け入れない態度、揚げ足取りがひどくなり、

私は気が強いため、そのたびに反論していました。

しかし、それが原因で喧嘩が絶えなくなり、別れも考えるほどでした。

彼はもともと友人も多く、仕事もできる優秀な人です。

次第に私は、自分がダメな人間で、人より劣っていると思い込むようになってしまいました。

彼に依存するしかなくなってしまい、頑張っているのに彼から否定され、

ますます自信をなくすという、絵に描いたような負のスパイラルに陥ってしまいました。

ネットで色々と調べた結果、

彼には自己愛性パーソナリティ障害があるのではないかと気づきました。

彼の場合、自己愛性パーソナリティ障害の特徴である虚栄心や、

パートナーより優位に立っているという優越感が強く感じられました。

それからは、自分の言いたいことを我慢し、

彼を持ち上げたり、彼の素晴らしさを口に出すよう心がけました。

すると、以前よりも喧嘩も減り、彼は私に対して優しくなりました。

しかし、そんな私の我慢もそろそろ限界に近くなってきていて、

一体自分が何のために存在しているのか、分からなくなってきています。

■母の自己愛で壊れた私の人生

私の母親は、自己愛性パーソナリティ障害です。

母親は、常に自分の意見だけが正しいと思い込んでいて、他の人の考えを全て否定します。

この母親の行動がおかしいと感じたのは、私が中学生の頃でした。

私が体調を崩していたので、母親は授業参観に行かなかったのに、

なぜか他の子供の母親を悪く言ったり、強く否定したり。

当時は、母の行動にジェラシーがあるのかなと思っていましたが、

その態度はあまりにも過激でした。

私は当時、比較的勉強が出来た子供だったので、母も優しく接してくれていました。

しかし、父親と離婚してからは、お金がないのに無理やり私立大学に通わされ、

私は勉強の傍らバイトで稼いでも授業料に足りなくて、結局中退せざるを得ませんでした。

その後、母の行動が段々と奇妙になっていきました。

私の発言や行動は、母にとっては常に間違っているようで、

自分の考えが正しく、私は間違っているというニュアンスの発言を何度も繰り返されます。

恋人を家に連れてきても、母は嫌な視線で恋人の品定めをしていました。

また、最近母は、知人から借金をしたようで、それが返せないのに、

また新たな借金をしたことが発覚しました。

私は、その事実を知らされるまで気づかなかったのですが、

母からは、私の低い収入が借金を重ねた原因だと言われてしまいました。

母から批判や否定を受けると、責められているように感じて、

私は精神的に追い詰められてしまいます。

やる気がなくなってしまい、何事にも取り組む気が起きません。

自己否定感が強くなり、過去に母から受けた仕打ちを思い出しては、

自分自身を否定することを繰り返すようになってしまいました。

母との関係が、私の人生に大きな悪影響を与えています。

就職の機会もあったのですが、

実家から離れてはいけないという母の言いつけが理由で、在宅の仕事を選ぶことになりました。

母の支配から離れられないこの状況から、私はいつ解放されるのかを考えると、

絶望しかありませんし、胃が痛くなる毎日です。

■優しくて魅力的な彼が自己愛者に豹変した

20歳の頃、知り合いの紹介で出会った彼は、とても魅力的に見えました。

最初は、自信に満ちた外見も魅力的で、私とは正反対の積極的な性格でした。

二ヶ月後に付き合い始めることになりましたが、

付き合った直後から見え始めた、彼の本当の姿は、とても嫉妬深く、驚くほど高慢だったのです。

彼の話はほとんどが空想や妄想や嘘が多く、実際の彼の行動とはかけ離れていたのです。

彼の友人関係は、実際にはほとんどなく、私が常に彼の中心にいる状態でした。

私には友人や同僚もいるのですが、友人たちとの関係を切るように言われ、

彼だけに集中するように言われましたが、それだけはできないと拒否すると、

そのことを彼から酷く責められました。

彼との口論は、彼の自信満々な態度や話術から、

何度話し合っても解決に至ることはなく、喧嘩の度に困惑させられました。

心理カウンセラーの友人に相談したところ、

彼の行動が、自己愛性パーソナリティ障害の症状と似ていると言われました。

彼は、外見や口のうまさで魅力的に見えていたのですが、

今は彼の自尊心を傷つけないように、私がひたすら我慢して折れるしかない状態です。

もし、付き合う前に、彼を見定める時間をかけていれば、

彼の本当の姿に気づけたかもしれないと考えると、

自分の考えの浅はかさを情けなく思いますし、今は後悔する毎日です。

■自己愛者に修正や変化を求めることもまた自己愛的である

まず、結論からお話ししますと、自己愛者から被害を受けたと感じたり、

我慢に限界を感じたならば、その関係からは逃げることが、第一選択であり唯一の方法です。

自己愛者からは距離を取り、できるだけ接触を断つことが、

あなたの身を守るために最も重要なことです。

もし、すでに相手からターゲットとして見做され、下に見られているならば、

あなたが自己愛者の考え方を変えることは困難であり、まず改善は見込めません。

自己愛性パーソナリティ障害は、自分の過ちを認められないため、

自分がモラハラをしていることを、問題だと気付くことはありません。

自己愛性パーソナリティ障害と聞くと、病気であるように感じると思いますが、

これは病気などではなく個性であり、治すことはできません。

指摘されて、一度は反省してみせることはあっても、

それはターゲットを逃さないための演技であり、

ほとぼりが冷めると、同じことを繰り返すのが特徴的です。

それでも離れることが出来ないと、躊躇してしまうならば、

色々な方法を試して、相手に自己愛性パーソナリティ障害やモラハラの自覚を促してみてください。

それでも、やはり上手くいかないと自覚できた場合には、相手との関係を潔く諦めることが大切です。

相手のプライドを傷つけずに、徐々に距離を置いて、とにかく一刻も早く逃げてください。

被害者が理解すべきは、

「自己愛者によって責任がすべて自分に押しつけられていた」ということに気づくことです。

それから、罪悪感は一旦外に置いて、問題を冷静に分析してみることです。

そのためには、相手に寛容になりたい、相手を助けたい、という自分の理想を捨てて、

相手は性格的に難がある、非常に危険な人物であると認識し、

何があっても自分の身を守らなければならない、と自分の考えを改めることが必要でしょう。

被害者が事態をきちんと理解し始めて、距離を取り始めると、

自己愛者にとって、被害者は危険な存在になり始めます。

すると、加害者は被害者を恐怖によって黙らせたり、

被害者意識をぶつけて、被害者が離れないように支配しようとするでしょう。

辛いモラハラ被害から逃げたいと少しでも感じたならば、

第一選択であり唯一の方法は、相手との接触を完全に断つことしかありません。

逆説的にいうと、自己愛者の性格を改めてほしい、修正してほしい、

病気だから治したいと考えるのは、そう考えてしまう被害者もまた、自己愛者であるともいえます。

なぜならば、被害をまき散らす自己愛性パーソナリティ障害者であっても、

それは尊重されるべき性質であり、一個人であるからです。

だからこそ、自己愛者から受ける被害に我慢が出来なくなってしまったならば、

少しでも早く離れるべきであるというのが、私の持論です。

よく、責任感の強い被害者が、自己愛者を見捨てることは出来ないと、

自分を犠牲にして尽くしてしまうケースが多いのですが、その心配は必要ありません。

なぜならば、自己愛者は自分の自己愛を満たしてくれるターゲットを常に物色し続けており、

あなたにターゲットとしての魅力が無くなれば、次のターゲットに寄生するだけだからです。

要するに自己愛者は、自分の機嫌を取ってくれて、

自分の言うことを何でも聞く奴隷になってくれさえすれば、実際、相手は誰でも良いのです。

このことから紐解いてみると、自己愛者にとって人はモノであり、

人として扱っておらず、人権を意識していないことが分かるかと思います。

人をモノ扱いしているからこそ、恐怖を与えたり、裏切ったり、

平気で嘘をついたり、傷つけたりできるわけです。

被害者が事態を理解し、自己愛者との距離を置くようになると、

楽園を失う恐怖から支配を強めてきますが、

被害者が自分の意思をハッキリ示すことで、驚くほど簡単に執着を解いてくれます。

それは、自己愛者が自己愛を否定されることを、恐怖するからに他なりません。

以上のことから、自己愛者による被害を受けるも受けないも、あなた次第であるということを、

しっかり肝に銘じて、自分の生きる道をしっかり見定めてください。

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