毒親と毒親育ちの関係は一生続く
成人して独立した毒親育ちの人が、
盆や正月などのイベントで実家へ帰ったあと、疲れ切ってしまうという話をよく聞きます。
親から電話が来ただけでも、LINEでメッセージを交わしているだけでも、
苦痛だったり、不安になったり、体調が悪くなったり、苦しくなってしまったり。
その理由は、親が子供のエネルギーを奪い去ってしまうから。
子供は幼いころから親に気を遣って生きてきています。
親から怒られないように、親にダメ出しされないように、
親を不安にさせないように、親にどう思われたか不安だったり。
そうやって常に過緊張を強いられてきた親子関係だから、親と会うと疲れ切って苦しくなってしまうのです。
親と会ったあと、楽しくなかったと感じたり、ドッと疲れが出てしまったり、
不安から自信を無くしてしまったり、孤独感を感じることさえあります。
そうなると、子供のエネルギーを親が吸い尽くしてしまうために、
子供が本当に大切にしたい人にエネルギーを注げなくなってしまうのです。
こうして毒親の悪影響は、子供と親が完全に関係を断つまで続いてしまいます…。