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2024/10/23★親のために人生を犠牲にしなくていい

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親の不安解消のために存在する子

モラハラや不倫など、人生のトラブルを抱えた方で「親に人生を奪われてる人」を最近よく見かけます。

生育歴で親との関係が上手くいかず自尊心や自己肯定感が低くなり、それがトラブルの一因となっているようです。

特に多いのが親との距離感が近すぎる事例です。

「私が実家を出たら母が可哀想。」と言う女性。

これは子が執着しているのではなく、母親が子を縛り付けて離そうとしないパターンですね。

このような親は、子供に罪悪感を感じさせて自立を阻害するプロだといえるでしょう。

子供に執着する過干渉な親は、子供が幼い頃から、

「夫の愚痴を話して聞かせる」

「子供のせいで親は苦労している」

「子供のせいで離婚できない」

など、ネガティブな言動を聞かせています。

そのため子供は昔から、

「私が居るせいで母は苦労してる」

「母の支えにならなければいけない」

と、思い込まされて育つのです。

自分より人を優先に考えてしまうような、

共感力が異常に高く、人の気持ちに敏感な(HSP)人間に育つ反面、

他人を優先にするあまり、自分の考えや気持ちの伝え方が分からないため、

不機嫌を態度に出すモラハラ傾向にあったり、

自分を滅して人に尽くすことが癖になっているため、不安や不満を貯めやすく、

我慢が限界を超えて感情を爆発させやすいのです。

こんなメンタルコントロールが効かない状態で、恋愛コミュニケーションが上手くいくはずがありません。

それゆえ、近過ぎる親とは距離を置いてメンタルを安定させなければならないのですが、

「離れたら母が可哀想」

「母を放っておけない」

という呪縛と罪悪感に囚われてしまって、親元を離れようとしない子供が実に多いのです。

このような場合、親自身が人生やメンタルに不調を抱えている事例が殆どで、

自分の不安解消のために子供を縛り付けて執着しています。

自他の境界線を持たない自己愛者がまさにこれです。

親のこの思考は変わりませんから、子供の方から親とは適切な距離まで離れることが重要です。

誰のためではなく自分自身の為に。

あなたはあなた自身の幸せのために生きてよいのです。

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