自己愛者の精神性の未熟さ
自己愛者が求める、相手の理想像とは?
もっとハッキリいうと、理想を求めているのではなく、確実にそうしてくれる人を求めています。
相手が自分の理想通りに振る舞うよう洗脳して、自分好みの人間に仕立て上げるのです。
自己愛者にとって人とは、尊重し合う相手ではなく、あくまで自分の思う通り動かしたい「モノ」です。
1/ 常に自分を褒め称えてくれる相手
自己愛者は常に自分語りです。
相手のことには関心がなく、いつも自分のことばかり話して聞かせます。
基本的に、相手の話には興味を示すことがありません。
ひたすら自分語りを聞いてくれて、褒め称えて気分良くしてくれる相手を求めます。
2/ 自尊心を高めてくれる相手
自尊心を高めてくれる相手相手にとって、唯一無二として求められることで、
自己愛者が持つ劣等感や不安感が払拭されます。
3/ いつでも自分を上に置いてくれる相手
劣等感や不安感が強い自己愛者は、常に自分を尊重してくれる相手を欲します。
しかしそれは一方通行で、相手を尊重することはありません。
4/ 求めたら必ずセックスさせてくれる相手
野心が強く支配欲も強いため、相手を従属させることに快感を覚えます。
サディズムな性癖傾向もあり、乱暴で自分の快楽しか考えない一方的な性を好みます。
5/ 全ての世話を率先してしてくれる相手
過干渉な親が本人にそうしてきたように、相手にも細かな世話をするよう求めます。
人の労働はタダだと思っていますが、相手から無料奉仕を求められると不機嫌になります。
6/ 意思や意見を持たない相手
その場の感情や都合で言動がコロコロ変わる自己愛者にとって、スマートな相手は敵でしかありません。
いつでも自分の意見にOKしか言わない相手を好みます。
ここは自己愛者の持つ、強烈な劣等感がベースになっています。
7/ 都合の悪いことは綺麗に忘れてくれる相手
自分の欲が全ての自己愛者は、その場逃れの嘘や誤魔化しが多く、そのことを追及されると不機嫌になります。
嘘がバレても見て見ぬふりをしてくれて、悪いことは綺麗に忘れてくれて、いつでも従属する相手を求めます。
要は、自己愛者とは、情動コントロールが不完全で精神的未発達な幼児と同列といえるでしょう。