切りたい縁を切れないのは執着
親や友達など、近しい関係にある人と縁を切るのは簡単な決断ではありません。
「きっと分かってくれる日が来る」
「自分から縁を切る勇気がない」
「酷い人間だと思われたくない」
「自分が悪いかもしれないのに逃げてよいのだろうか」
こんな風に考えて決断を先送りしてしまうのは、自らその関係に執着していることと言えます。
とにかくあなたの心を疲れさせる人。
平気な顔で裏切ってくる人。
裏切りはあなたのせいだから当然と言い切る人。
小さな嘘から大きな嘘まで当たり前のようについてくる人。
不誠実な言動が多い人。
あなたを都合よく扱う人。
人を傷つける言動が多い人。
欲しいものは断りなく奪う人。
いつもどこか違和感を覚えてしまう人。
このような人との縁は、思い切って切ることができれば、その瞬間からあなたの人生は好転します。
その人から離れるから、というよりも、あなた自身が自分の人生を大事にする行動がとれたからです。
「親だから」「仲が良かったときが忘れられない」「二度と良い人に巡り合えない」と考えて、
縁切りを躊躇してしまうのは単なる執着と言えます。
執着は、あなた自身の依存とも言えますから、そんな関係がうまくいくはずはありません。
切るべき人ときちんと縁が切れると、自分の決断を受け入れることになるため、
あなた自身の気持ちが前向きになります。
こうした経験を経ることで、あなた自身の心の成長に繋がっていき、自己肯定感も上がっていくことでしょう。