依存する人間にも問題がある
自己愛者の術中に巻き込まれて、辛い人生の真っただ中にいて苦しんでいる方は多くいる。
ひとつ確かなことは、自己愛者の過去がどんなに壮絶なものであろうとも、
過去の苦しみを理由に他人を不幸に巻き込んではならない。
しかし正直なところ、巻き込まれた方もまた、
自己愛者からターゲットにされる理由は確かに存在する。
自己愛者の被害に遭う方には、ある共通の属性にあるといつも感じているからだ。
それは「依存体質」であるということ。
自己愛者もまた依存と執着が元になっているため、「共依存」状態であるとも言えよう。
自分の人生の責任は、あくまで自分が取るしか他方法はない。
自己責任が大前提である。
不幸だと感じているのに対処することなく、他人に自分の人生の責任を求めるのは依存でしかない。
依存を断ち切れないのであれば、依存している人に支配されて不幸になるのはやむを得ないこと。
不幸が苦しければ、そこからを離れる判断を自らするしかない。
自分の人生を生きるためには、自立した大人として、自己責任で生きる決意を固めること。
自己愛者の責任ばかりでなく、依存を断ち切れない被害者もまた、同様の責任があると感じている。