自他の境界線を持たない人は嫌われる
今回のお話しは私の実体験。
つい先日、知人主催のランチ会に誘われたので行くことになった。
初見の人が数人参加するというので、
少々面倒に感じたものの、人数調整で強く誘われたので参加することに。
そこで案の定、面倒くさいなと感じることが起こった。
ランチ会自体は料理も美味しかったし、つつがなく過ごせたのだが、問題はそのあと。
ランチが終了しお茶をしながらテーブルを囲んでいるとき、
隣に座った男性が私に興味を持ったようで、個人的に話しかけてきた。
「うわー面倒だなー」と思ったが、
そこは大人の対応をしてあげていたのに、結局途中で席を立つことになった。
それは「根掘り葉掘り」要らぬことを掘り下げて聞いてくる態度にあった。
その人は都内からひと月前に横浜へ越してきたとのことで、周辺の情報を集めている最中だと話していた。
お酒が好きで外で飲む店を探していると話していたので、候補になりそうなスポットをいくつか教えてあげたのだ。
するとその人は、
「そこへは仕事関係で行ったのですか?」
「ひとりで行ったのですか?」
「女性ひとりでは行けないですよね?普通」などと突っ込んで聞いてくる。
私は基本的に(独身だし)一人飲みをよくする。
「せんべろ」の店でも当然ひとりで飲むことが多い。
だから「この飲み屋街は気軽に行けてよいですよ」という体でアドバイスしたのに、
なぜ個人的な時間のシチュエーションまで掘り下げてくるのか全く理解に苦しむ。
友人ならば全然問題ないし、
「ひとりだったから、今度一緒に行こうよ!」となるし、むしろ掘り下げてほしいとも思う。
それが、初見でたまたま隣に座っただけの人に、
なぜプライベートを根掘り葉掘り聞かれるのか意味が分からない。
心の中で「アナタは刑事で、ワタシに尋問でもしてるんですか?」となったので、
キリのいいところで席を立った。
百歩譲って私に興味を持ったのならば、余計に戦略が間違っている。
むしろ気持ち悪さしか残らないから笑
ただ、そういう人って実は結構多い。
男女問わずホント多いと感じる。
自他の境界線がない人の特徴だ。
初手から色々と失敗しているので、コミュニケーションのイロハを学び直した方がいい。