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2024/11/9★毒親が仕立てた、きょうだい児・ヤングケアラーたちの末路

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子供は過不足を埋めるためのツールじゃない

https://twitter.com/fleur_maika_/status/1854315041618788490

精神疾患や先天性障害を持つ親の、

「きょうだい児」(※病気や障がいを抱える兄弟姉妹がいる子どものこと)への期待は非常に強いものがある。

親は「家族として当然の協力や支え」と考えており、

そうして家族が成り立っているのだから、至極あたりまえな考えとしているところに難がある。

もちろんそれが正解な部分もあるだろうし、そうして家族が団結して上手くいっているところもあるだろうから、

一概に否定はできないし安易に他人が立ち入る部分ではないのだろう。

しかしその実態は、多くがきょうだい児やヤングケアラーたちの自己犠牲によって成り立っている事実がある。

親は子供より先に死んでしまうのだから、親の死後に障害を持った兄弟を守り育てる介護人として、

他の兄弟を育て上げなくては、という毒親らしい強い強迫観念を感じる。

アイドル歌手として活躍している姉のキャリアを、本人の意思を曲げてまで潰した上、

親の理想の「きょうだい児・ヤングケアラー」に仕立てようとする、

ある種の精神的虐待を感じる文章であり、空恐ろしさを感じざるを得ない。

この姉は恐らく、

「自分だけやりたいことをやってはいけない」「家族が頑張っているのに抜けようとした自分は悪い子」

と自分を責め、アイドルの夢を諦める自分を自分で納得させているのだろう。

きょうだい児やヤングケアラーであっても、自分は自分のために存在するのであって、

人生において自分が大切だとしているものを諦めてまで家族を守る必要はない。

この姉が、今回の機会でそのことに気が付き、親元から一刻も早く離れられるよう祈らずにはいられない。

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