Scroll Top

不倫の潮時 ~突然の別れ~

名称未設定のデザイン (12)
不倫愛を終わらせようと考えているあなたへ

既婚者と知らずに好きになってしまった。

妻とは離婚をするつもりという、彼の言葉を信じてしまった。

気が付いたら不倫の道へ進んでいた。

遊びのつもりが本気になってしまった。

不倫は身近の様々なきっかけから、いつの間にかあなたの人生に入り込みます。

誰にも話せない辛くて秘めた恋。

秘めるからこそ守りたい彼との愛。

もしも潮時が頭をよぎる時があれば。

それは不倫という泥沼から抜け出して、新たな人生を始めなければならない。

そんなタイミングが近いということでしょう。

■男とは「複数」を同時に愛せる生き物

彼が「妻との離婚」を全く考えないようなら、不倫の潮時はきちんと設定しておきましょう。

不倫をする男性は意外と保守的です。

男とは「複数」を同時に愛せる生き物ですから、男性は家庭を維持しながらも、非日常を楽しみたい願望を持っています。

家族を養っているから息抜きは許されてもいい。

上手く隠せば誰も傷つかないと本気で考えています。

不倫はお互いの了解の上で楽しんでいるのだから、相手には自分の立場を尊重してもらいたい。

結構なご都合主義の上に成り立っています。

不倫相手を愛しているのは嘘ではありませんが、それ以上に家庭を大事に思っているのが彼の本音。

もしもどちらかを選べと言われたら、即答で家族を選ぶのが既婚男性のズルさです。

女性は立場の弱さから、男性のエゴを承知で、それでも男性を愛し受け入れています。

女性の自己肯定感の低さの影響からでしょうか。

「リスクを負ってでも自分を愛してくれている」

この思いが女性の心の支えになっています。

男性も確かに女性を愛しているのでしょう。

しかし家庭を捨てた悪い人間と後ろ指を指されてまで、不倫を成就させようまでは考えていません。

男性はそれでも冷静に考えて不倫をしています

男性に比べて女性は、複数掛け持ちするよりも、一人だけに愛情を注ぎたい性なので、男性より盲目的に恋にのめり込んでしまいます。

不倫関係が深くなると男性が考えることは、

「この不倫をいつ終わらせるか」

「綺麗に終わらせるにはどうしたらよいか」

「自分に責任が及ばないようにするためには」

そして関係が重くなると逃げる準備を始めます

男性はなぜ不倫相手との人生を選ばず、不満がありながらも家庭へ戻るのでしょうか?

それは次の理由が考えられます。

1/ 不倫はあくまでアバンチュールだから 

「男は死ぬまで遊んでいたい生き物だ」

「女性を歓ばせることが男の甲斐性だ」

「浮気の一度や二度は男なら当たり前」

そう誇らしげに語る男性はよくいます。

女性からすると酷い発言と思うでしょうが、浮気は男の甲斐性程度にしか考えておらず、そこに浮気に対する罪悪感は一切ありません。

生涯を共にするのは妻と心に決めていても、男の甲斐性も持ちたいと思うのがこのタイプです 。

この手のタイプの男性は、快楽のためならその場限りの嘘も平気でつきます 。

そもそも不倫を受け入れたのは女性であり、責任は50:50であると考えているからです。

罪悪感を持ちませんから気にもならないのでしょう 。

2/ 不倫相手の要求が大きくなってきたから

稀に男性が女性に心底夢中になる場合もあります。

その場合は相手の女性への、男性の愛の言葉は真実なのかもしれません。

 しかし男性の愛を確信した女性が、「妻ではなく私を選んでくれた」という自信から、離婚の要求などを男性に迫ってしまうと。

男性は次第に不倫を負担と感じるようになり 、 女性の要求が限界を越えると逃げに転じます

「ずっと一緒にいたい」

「普通の恋愛がしたい」

「離婚はいつ成立するの?」

「一緒に住めるようになるのはいつ?」 

「私の両親に挨拶して」

焦った女性がプレッシャーをかけ続けた結果、男性は家庭に逃げ帰ったという話をよく聞きます。

夢からようやく覚めたのかもしれませんが、ひとり残された女性はいたたまれません。

3/ 不倫相手への愛情が冷めた

男性は妻との関係が「家族」になったり、セックスレスで男の歓びが感じられなくなったとき、不倫が頭をよぎります。

女性と恋をしたいというよりも、刺激的な恋愛に魅力を感じます

しかし不倫の賞味期限は意外と早く、情熱的な恋愛は必ず冷める時がきます 。

急激に燃え上がった炎ほど簡単に消えやすい  。

刹那的な恋愛ほどその傾向が顕著でしょう。

あるとき女性への情熱がスッと消えて、ロウソクの炎が消えるように関係は終焉します。

不倫がバレるなど困難があると余計に、情熱は嘘のように消えてなくなります。

不倫とは所詮そのようなものなのでしょう。

4/ 経済的な余裕が無くなったため

制約が多い既婚男性が不倫を継続するには、我慢を強いてしまう女性には、それ相応のお金をかける必要があります。

プライドを示して優越感を得たいのかもしれません。

不倫の逢瀬は当然人目も気になりますから、相応のシティーホテルをチョイスします。

レストランもファミレスとはいきませんから、専門店を予約すると相応の予算が必要です 。

要はお金にある程度の余裕がなければ、家庭と不倫と両方を維持出来ません

経済的余裕がなくなったときに我に返り、男性は不倫を解消し家庭に戻るでしょう。

5/ 離婚するのは大変だから

不倫相手に夢中になった既婚男性ならば、誰でも一度は離婚を考えたことがあるでしょう。

しかし実際の離婚は簡単ではありません。

夫婦や家族を巻き込む離婚協議や、それに伴う財産分与や慰謝料や養育費。

現実を考えると尻込みする男性が大半です。

協議が難航すれば裁判へ進みますし、どれだけのコストと時間を要するか分かりません。

男性の不倫が原因とされてしまうと、社会からの批判にも耐えなければなりません 。

離婚手続きの現実を知った男性は、離婚より不倫を清算しようと考えるでしょう。

■男性が「離婚」を考えないなら潮時は設定すべき

「妻とは離婚する」と口では言いつつも、それが実行される気配を感じなければ、別れまでのカウントダウンを始めましょう。

今すぐに別れる必要はありません。

一度人を好きになった気持ちは、簡単に整理出来るものではありませんから。

35歳を過ぎて不倫している場合は、今後のライフイベントを考慮する必要があります。

不倫を清算し新たな恋愛を見つけたとしても、結婚へ進むには相応の時間がかかるからです。

男性が離婚へ向けて動く様子がないのなら、まずは気持ちの整理から始めるとよいでしょう。

■不倫の泥沼に陥ってしまったあなたへ

既婚男性を愛してしまったから…

自分から別れるなんて出来そうにない…

次の恋愛なんて見つけられそうにない…

そのお気持ちは痛いほどよく分かります。

たとえ後ろ指を指される恋だとしても、あなたにとっては本気の恋なのですから、愛した歴史はリアルに存在するものでしょう。

しかし自分の心に向き合ってみてください。

ずっと自分を犠牲にしてきてはいませんか?

あなた一人が我慢をし続けて、その不倫は成り立っていませんか?

あなたは不倫愛にのめり込み過ぎて、自分を大切にすることを忘れていませんか?

あなたは正当に愛されるべき女性です。

不倫のために日陰を歩む必要なんてありません。

それでも不倫を止めることができないのは、一体なぜなのでしょうか?

それは自分が選択して歩んできた道を、自ら否定することが怖いからでしょう。

自己否定ほど辛いことはありませんから。

しかし人間とは不思議なもので、「あんなに愛した人だったのに」と、いつか冷静に考えられるようになるでしょう。

時間の経過と共に忘れる日が必ず来ます

まず自分自身を大事にできなければ、周りの人を大事にすることは出来ません

あなたをまっすぐに見て愛してくれる、屈折のない男性を見つけられますように…。

Related Posts