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2024/10/19★我慢と執着は愛ではなく依存するため

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自己肯定感の低さが依存を生む

「不毛な関係だと分かっているのに、どうしても別れられない。」

「愛してくれないのに、どうしても離れられない。」

「きっといつか愛してくれるはず。」

「私さえ我慢すれば、きっと上手くいくはず。」

「上手くいかないのは、私が怒らせてしまったから。」

傷つけられるばかりで関係が上手くいっていないのに、

そんな相手から離れられないのは、きっといつか分かってくれると期待を抱いてしまうから。

好きだから今のままでいいと、まるで自分に言い聞かせるように、変わらない自分を自己肯定する。

今までずっと頑張ってきたのだから、次こそは分かってくれるはずと何度も我慢を繰り返してしまう。

これが地獄の一丁目、深い泥沼に堕ちてしまうのは、このような思考がきっかけになっている。

しかし、人間の我慢には限界があり、クラッシュする時は必ずやって来る。

クラッシュして限界を突破したとき、我慢を重ねてきた側はその不毛さにようやく気が付く。

そしてようやく執着が解けて、離れることが出来るようになる。

我慢の果てにやっと執着が解けた人たちは、実は同じ過程を経て結論に至っている。

それは「執着し尽くした」ということ。

とことん執着し尽くしてみると、実は見えてくる結論がある。

「ずっと分かってほしいと思ってきたが、そもそも相手は分かろうとする気がない。」

「相手には人の気持ちに寄り添う能力がないし、共感する能力がない。」

そうして相手を見切ったとき、悟りを開いたとき、それまで持ってきた執着をようやく手放せるのです。

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