孤独に生きてきた強さはあなたの誇り
悩みを誰にも打ち明けられず、一人溜め込んで苦しむ人や、
人を頼ることはいけないことと思っている人が少なからず存在する。
人に悩みを打ち明けたり、人を頼ることが出来ない人は、共通するある過去が存在することが多い。
その人の生育歴の中で、小さい頃から親を頼ることが出来なかったり、
困ったときに助けてくれる人が周りにおらず、結果一人で頑張らざるを得なかった過去がある。
一番身近な存在である親ですら、精神的には遠い存在だったのだ。
これを不幸と呼ばずしてなんと呼べばよいのだろうか?
こんな事例に出会う度に私は胸が締め付けられて痛くなる。
改めて考えると、人に頼れないことで、
自ら試行錯誤して生きてきた人は、そもそも生きる力が強いと思う。
多くの人が、周りに寄りかかりながら、頼りながら生きているのに、
一人で踏ん張ってきた人はそれだけで優れているのだから。
これに共感するあなたは、人を頼ったり、信頼できない自分をどうか責めないでほしい。
あなたは家族ですら遠い存在だったのだから、周りを信頼から入れないことは当然のこと。
人を信頼しない、頼らないという自立した形で、これまで自分を必死に守ってきたのだから。
そして過去の自分を認めてたくさん褒めてあげてほしいし、
その自分の力を信じてこれまでになかった新しい世界を開拓していってほしいと切に願う。