不倫には様々な形態があります。
金銭で完全に割り切った関係。
セックスを愉しむための関係。
陰で愛を育むだけの秘めた関係。
既婚者を好きになってしまい、不倫の関係が進むことになり、愛人の道を選択せざるを得なかった場合。
そこから「愛人の掟」に苦悩する人生が始まります。
これから挙げる項目は、梅田みかさんのご著書「愛人の掟」
これを参考にさせて頂き、私なりの解説を添えてみました。
是非、最後までご覧ください。
■1/ いつも綺麗でいること
日頃から彼には「いい女を連れている」と思わせる存在であり続けましょう。
外見のみならず、内面も磨く努力を。
■2/ 最初の誘いは必ず彼から
いつも彼を想っていても、彼はあなたほど想ってはいません。
デートは、あなたから誘わないこと。
自ら自分の価値を下げにいくようなものです。
■3/ 彼への電話は控えること
連絡は、こちらからしてはなりません。
電話もメールも、切り出す最初が、あなたからであってはなりません。
彼から連絡が来るまでは、あなたはひたすら待ち続ける忍耐力を持ちましょう。
■4/ 毎日会ってはいけない
恋愛の辛さが倍増するだけです。
関係を長続きさせたいのであれば、週に1~2回が限度でしょうか。
奥様に関係がバレるリスクを考慮するのは、あなたが出来る気遣いです。
■5/ デート費用は全て彼に任せる
本来、彼の家庭に回るべきお金の中から、あなたとのデート代が成り立つという図式が大切です。
彼の意思で関係が成り立っているという事実を作っておくこと。
あなたが負担することはありません。
堂々と楽しんで下さい。
■6/ 自分の生活を彼に全て明かさない
彼女は今、何をして過ごしているのだろうか・・・
彼にそう考えさせる位の距離感が、愛人関係においては適しています。
家事をしながら、彼の帰りを待つのは、彼の奥様がすることです。
■7/ あなたの部屋の合い鍵は渡さないこと
いつ、部屋に来ても良い、という形を作ることは、あなたが彼の専属であると、自ら宣言しているようなものです。
愛人ならば、彼に嫉妬させることも、彼の心を掴み続けるための一つの戦略です。
■8/ 写真はたくさん撮っておこう
突然の事故や病気で、彼といつ会えなくなるか分かりません。
愛人関係とは、ある日突然終焉を迎える、そんな不安定な関係なのです。
写真はたくさん写して、あなただけの想い出を残しておきましょう。
■9/ 手紙を書いて気持ちを整理しよう
不倫の恋の於いて、手紙やメールの意味と役割とは。
それを書く、あなたの心と気持ちの整理と、間接的に彼へ思いを伝えるためにあります。
彼と会うときには、いつも笑顔で接してあげられるように。
■10/ 卑屈にならないこと
自由恋愛であると、堂々と胸を張って、自分の恋を認めてあげましょう。
他人には、到底理解してもらえない関係なのですから。
認めてもらおうなど考えないことです。
自分は自分で認めてあげることが、あなたの自己肯定感を護ります。
■11/ 彼の心の安らぎになること
「彼女がいるからがんばれる」
彼にそう思ってもらえたなら、愛人として本望ではないでしょうか。
あなたはいつでも、彼の心の灯になってください。
■12/ 彼の前では決して泣かないこと
面倒な女になってはいけません。
男性は、女性の涙に、ただ戸惑うだけです。
困らせるのは愛人ではありません。
そこに、解決策などひとつもありません。
■13/ 彼を引き留めないこと
身支度を整えた彼の背中に、すがりつきたい衝動は抑えて。
笑顔絵で明るく送り出してあげましょう。
彼が帰る場所は、妻の元だけなのです。
■14/ 宿泊を伴うデートは年数回だけのイベントにする
共に過ごす時間が長くなると、ただ辛い恋愛となります。
色々な経験を重ねてしまうと、身体の関係を超えた感情を抱えることになり、結果的にあなただけが苦しみます。
■15/ 愛情よりもお金と割り切ること
愛人というよりも、恋人という気持ちが強くなってしまうと。
お金で割り切る関係よりも、ずっと気持ちが辛くなります。
お金をもらってサービスをしている。
そう思っているくらいの方が、笑顔になれる時間が増えます。
■16/ 彼の家庭を恨まないこと
彼が愛しているものは、それがたとえ彼の家庭であったとしても。
あなたも彼と同様に愛する覚悟を持ちましょう。
広い心を持てるように心掛けて下さい。
■17/ 奥様にバレてしまったときは
慌てず騒がず。
すべての波風が落ち着くことを、陰に隠れて待つより他ありません。
あなたにできることは、何一つないことを頭に置きましょう。
■18/ 「愛してる」は決して言わない
「愛してる」
この言葉は嬉しい反面、彼にとっては大きな枷や重荷となります。
決してあなたから言ってはなりません。
■19/ セックスは会う度に
セックスを求められたら、必ず応じてあげましょう。
愛人に課せられた義務です。
彼は、家庭で補えないものを、愛人で補いたいと考えています。
それがあなたの仕事です。
■20/ 避妊はきちんとすること
万が一、妊娠した場合は。
彼には何も言わず、ひとりこっそりと中絶するくらいの覚悟を持ってください。
避妊の注意義務は女性側にあります。
■21/ 休日の過ごし方・週明けの会い方
彼にとっては、家族との時間も、あなたとの時間も、同様に楽しいものなのです。
休日まで、彼の心を占領したいなど、考えてはなりません。
週明けに会うときは、明るく楽しく時間を過ごす努力をしてください。
■22/ 年中行事の過ごし方
連休やクリスマスや正月などは、できるだけ友達と出かけるようにしましょう。
独り自宅で孤独に過ごし、彼を想って苦しむ時間にしてはなりません。
あなたの心の健康は、あなた自身で守ってください。
■23/ プレゼントは彼の行きつけの店で選ぶ
彼へのプレゼントは、彼のいきつけのお店で選ぶようにしましょう。
奥様に疑われるようなものをあげてしまうと、彼の負担が増えてしまいます。
関係がバレてしまうリスクを、自ら作ってはなりません。
■24/ 指輪をねだらないこと
男性から、指輪を贈られるのは、ステディの証明です。
あなたは彼のステディではありません。
あなたの辛さを増幅させるような、小道具を求めてはなりません。
■25/ 彼の生活スペースに近づかないこと
彼が住まう地域周辺には、あなたの知らない世界が存在しています。
そこに近づいてはなりません。
彼の自宅周辺にも、決して近づかないことです。
■26/ 他の男性ともデートすること
どんなに、彼に夢中になっても。
ほかの男性との交際を止めないこと。
いつかその男性が、きっとあなたの心の支えになってくれます。
■27/ 公式の場に二人で出席しないこと
恋が長期戦になってくると。
ふたりで行くお店や、特定の友人の間で、彼のステディとして認識されることがあります。
ただし、それは決して認められた関係ではありません。
■28/ 親には打ち明けない方がいい
愛人をやっていることを、親に打ち明けたとしても。
良いことはひとつもありません。
■29/ 相談する友人は選ぶこと
恋愛に対して、保守的な考えを持つ女性に打ち明けた途端。
軽蔑されて、批判されて、挙句に友情が壊れるでしょう。
あなたの恋は、当事者以外には理解してもらえません。
それが不倫です。
■30/ 中傷に対して言うべきこと
人の恋愛を中傷する人間に、かかわっていく必要はありません。
黙って笑ってかわしましょう。
相手があなたに飽きるのを待つことです。
■31/ 夫婦の真似ごとをしないこと
手料理で彼をもてなしたり、彼の汚れものを洗濯したり。
身の回りのことをしてあげるのは、奥様の大切な役目です。
あなたがすることではありません。
■32/ 結婚の二文字は決して口にしないこと
結婚という言葉を持ち出せば、途端に彼の愛は醒めてしまいます。
そして逃げ出す算段を始めます。
愛人は、人生の契約ではありません。
あくまでビジネスサービスであり、代用の利く穴埋めなのです。
■33/ 約束を信じて待たないこと
これまで離婚できなかったのに。
簡単に、あなたとの再婚を口にするような男性が、妻に離婚を切り出せるはずがありません。
そもそも、愛人を作っている時点で、妻とは別れるつもりはないのです。
■34/ 彼には何も望まない
愛人は、何も望まず、期待をせず。
彼の要求に答え続けるのみです。
愛人は代わりの利くセカンド。
絶対的な妻の存在には、到底及ばない位置に存在します。
■35/ 同じ立場の女性を許容してはならない
愛人なりのプライドを持ちましょう。
影の存在を受け入れるだけでも辛いのです。
ほかの愛人を持つという、彼のワガママを許してはなりません。
そこまでプライドを削られるならば、潔く彼の元を去るくらいの気概を持ちましょう。
彼の唯一無二の愛人になってください。
■36/ 関係を終わらせるのはあなたから
別れは、あなたのほうから言い渡してください。
彼には、帰る場所があるのです。
帰る場所のないあなたから、気持ちを断ち切ること。
不倫を終わらせるにはそれしかありません。