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2025/2/10★わざと逆なことを言って困惑させる人々

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支配というコミュニケーション

親は躾のつもりで、安易に子供に「出ていけ」と言うのでしょうけれど、それを一般的には「虐待」と呼びます。

何故なら、子供が自ら出ていけるわけないじゃないですか。

自活能力も自立心も未完成な子供が、出ていけないことを分かっていながら、親は敢えてそれを言っているのです。

そして、それを飲むしかなくて、泣く泣く子供が出ていこうとすると、「どこへ行くつもりだよ!」と畳みかける。

子供が「出ていけと言われたから」と返すと、「言われて出ていってどうするの?謝りなさい!」と嘲る。

また、男女関係で、都合の悪いことを問われてバツが悪くなり、いきなり「帰れ!」と言い放つ男性。

女性が呆れて帰ろうとすると、「機嫌を損ねておいて帰るのか?!」「そういう態度がダメなんだよ!」。

もう何を言わんやですね。都合が悪くなると、相手の話し方など、落ち度を攻撃して論点をずらして逃げようとします。

言ったことと真逆な言動を取って、相手を困惑させることを「ダブルバインド」と呼びます。

相手の発言に対して、態度などを指摘して論点ずらしをすることを「トーンポリシング」と呼びます。

このどちらも、その意識の根底にあるのは、相手を下に敷き、支配隷属するという洗脳の意図です。

人を上下関係でしか測れない人はたくさんいます。

マウントをかけないとプライドを保てない気の毒な人と言えます。

そのような人とは距離を置いて接するようにしましょう。無駄に心を消耗しませんように。

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