子への性暴力の厳罰化を求む
画像の事例だけではなく、家庭内というクローズドの中で行われる性暴力に関して、どの事案にも共通して言えること。
子供が親から性暴力を受けていると申告した時点で、
「性行為に子供の同意は無い」を前提として審理を進めるべきである。
もちろん、「同意の有無」が審理の過程において重要なことは理解している。
一般的な性暴力の裁判であれば、「同意の有無」は判決を書く上で重要な要素になることと承知している。
しかし、未成年者や子(実子・養子問わず)の場合、「同意の有無」を争う必要性があるのだろうか?
親と子供の関係の中で、そもそも「同意」など存在しない。
この場合、娘が父親から性暴力を受けていて、
そこにあるのは同意ではなく、父親が強制的に合意へ誘導した以外の何物でもないからだ。
ましてやこの事例の場合、娘が父親を訴え出ているのであるから、間違いなく同意は存在しない。
そこに「同意の存在」の余地を残す必要性が全くない。
成人同士や他人同士の性暴力ならば、合意形成を疑う余地は考えられるだろう。
拒否して生活を脅かされたとしても、回避する方法はいくらでもあるからだ。
しかし、実親から未成年実子(養子)に対する性暴力は、
様々な心理的圧力から拒否をすることが実質的不可能に近い。
子供が親を性暴力で訴えた場合、
子供の更なる心理的圧力を鑑みて、余計な審理負担を負わせるべきではない。
被告である親が性暴力を認めた場合、
裁判は「合意形成」を争わず、一足飛びに量刑判断へ進める形にしてほしい。
冗談じゃないんだよ。
親が子供にも責任の一端を負わせるような主張をする場を与えるなど、
子供にとってはセカンドレイプもいいところだ。
というか、脱抑制で社会不適合者の性暴力親が、
一生子供の眼前に現れることのないように法制化していただきたい。