自己愛者は愛は他者愛ではない
自己愛者は基本的に「愛すること」の本質を知りません。
愛は有償という考えがあり、なにかを差し出せば、
同等若しくはそれ以上のものが返ってくるという思考が大前提となっています。
そのため、その欲求が実現される「より美味しい方」へ食いつくのです。
彼らが浮気に自制心を持たないのはそのためです。
自分の欲求が満たされるのは当然と考えているため、そこに倫理観は存在しません。
要は人を裏切る行為に、そもそも悪気がないのです。
恋人関係であっても、
「他に良いのがいたらいいな」「欲を満たせる人がいたらいいな」という感覚を常に持っています。
たとえ結婚の話が出ていようとも、より好条件の人を見つけると、躊躇なく乗り換えます。
彼らは人間関係において、信頼がベースではないため、損得勘定で関係を持とうとします。
生育歴の中で学習してきているので、
建前は純粋な愛を語って修飾することがありますが、本音はあくまで自分の損得勘定のみです。