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2024/9/29★毒親の老後はなぜ孤独なのか?

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過去をなかったことにはできません

「子が成人して独立したあと、急に関係が悪化して絶縁状態になった」

「親の言うことを聞かなくなり、喧嘩が多くなって疎遠になってしまった」

「子が結婚したら急に疎遠になったのは、結婚相手が子を唆したから、許せない」

「ここまで育てたのは親なのに、子は親の面倒を看る様子がないのが不安」

子に対してこんな不満を持つ親が多くいますが、その全てが毒親と言っても過言ではありません。

何故ならば、子は自分の管理下にあり、所有物だと思い込んでいるからです。

毒親は自他の境界線を持たないため、家族を自分の支配下に置こうとします。

その多くは、自分のアイデンティティを守ろうするあまりの行動です。

要は自己不安感が強いために、支配をもって自分を守ろうとするわけです。

結果、子が大人になり社会を知ると、親から受けた洗脳が解けて親を遠ざけるようになるのです。

親の老後とは、過去の子との関わりの総括であり成績表です。

成績が確定してから関わりを見直そうとしても、過去の成績が変わることはありません。

自己不安感払拭が最優先である毒親が、過去を反省するなどまずありえないことですが、

たとえ反省して謝ったとしても、子の愛情が戻ることはありません。 

子は生まれ出ててからずっと、無償の愛で親を愛そうとします。

そんな子に無償の愛を注げるのは、唯一親という存在だけなのに、

毒親が与えたのは常に有償の愛(見返りを求める)です。

かつて、子から無償の愛を注がれていた頃、

それをいいことに傍若無人な言動から、散々子を傷つけてきたのが毒親です。

覆水盆に返らずですので、諸処諦めて、精々孤独で寂しい老後を過ごしてください。

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