複数事例のため割愛
当サロンでは男女に関する諸問題を多く取り扱っています。
その中でも最近特に多いカテゴリーはモラハラに関するものです。
モラハラ加害者は毒親・配偶者・恋人・上司なのですが、そのどの者にも必ずと言っていいほど共通する性質は、自己愛性パーソナリティ障害であると感じています。
それら自己愛者(自己愛性パーソナリティ障害)からの被害を受けた人々のお話を日々お聞きしている私は、被害の深刻さと悲惨さをいつも感じています。
実際の被害実態を知って我が身を振り返ることで、当てはまるところがある場合はどうすべきかを考える機会にして頂きたいと思い、この動画で被害者の慟哭をまとめてみることにしました。
皆さんが口を揃えてお話しになるのは、
「自分は被害者だと思っていなかった」
「むしろ自分が悪いから辛く当たられるのだと思っていた」
共通するのは相手を怒らせたのは自分というところです。
加害者は言葉巧みに被害者を責めます。
被害者が自分に非があると思わせるように誘導するのです。
たとえ百歩譲って被害者に非があったとしても、だからといって人に加害を加えていい理由にはなりません。
これからご紹介する被害者の被害と慟哭の数々を聞いて、自分と共通するところがあると少しでも感じた方は、一度当サロンへご相談ください。
ひとりで考えるよりもふたりで考える方が思考も広がり、建設的で最良な解決方法が見つかるはずです。
■自信を喪失してしまう
Aさん:
ターゲットを引きつけるためにターゲットが喜ぶことをする。
いざ相手を手に入れたら態度を豹変させて、手を変え品を変え相手を徹底的に責めてくる。
そして相手から完全に自信を喪失させて、自分の思う通りに支配しようとしてきました。
Bさん:
私は自分がゴミクズ以下だとおもっています。
人間は文句ばかり言われていると卑屈になりますね。
自分自身が貧乏でセコくて情けない女だと思えてしまい、いつでもどこでも友達もいなくて暗い人生でした。
とにかく何ごとにも自信が持てない自分が嫌です。
「お前はダメな人間なのに僕が一緒にいてやっている」
という彼からの洗脳から抜け出したいです。
自分は何をやってもダメな人間なのだという意識を、どうやって変えていけばよいのでしょうか?
■言いたいことがひとつも言えない
Cさん:
些細な会話をするたびにキツく釘を刺されます。
私は次第に会話をするのが怖くなり無口になっていきました。
いつの間にか話すときに緊張してしまうようになったので、話す内容は事前に頭の中で組み立てるようになりました。
そうすると 「この言葉を使っても大丈夫かな?」
「話しかけても大丈夫かな?」 と神経質になっていきました。
「喋るな・動くな・前に立つな・自分より目立つことをするな」
などということを間接的に仄めかされます。
彼は私がありのままの私で居ることを許してくれないのです。
Dさん:
私は喧嘩が嫌いなので相手が感情的になりそうなときは、自分が悪くなくても自分から下がって収めてきました。
そのうちに彼を不機嫌にしないことだけを考えて、彼の一挙手一投足にびくびくしてしまったり、自分の考えを押し殺すのが当たり前になってしまったのです。
Eさん:
彼は自分の意見がすべて正しいと思っているようで、私が少しでも意見を言うと倍になって反論が返ってきます。
私の反応の仕方や態度にも厭味を言われてしまうので、最後は返事さえもできなくなりました。
Fさん:
私がいつもと違うオシャレをすると嫌味を連発します。
彼にとって私の自己主張は悪いことのようです。
事前に言わずに髪をカットしただけでも嫌味を言われます。
ロングヘアーが良いのにショートにするなんてと言われ、それから一週間以上メールさえも無視されました。
Gさん:
こんな理不尽が許されてもいいのでしょうか?
極端な話になりますがモラハラ加害者は被害者に殺されても文句は言えないと思います。
それほどまでに被害者を追い詰めてしまうから。
Hさん:
子供を連れ去る誘拐行為だと被害者面で責めてきますが、そうでもしなければいつか私自身が殺されたでしょう。
そこを一切見ないフリして私を誘拐犯だと攻撃してきて、自分は被害者だと訴えてきますからタチが悪いです。(※夫のDVから子を連れて逃げた妻)
■自発的な行動ができなくなる
Iさん:
私は自分の好きな事をしたくても彼が怖くて怯えています。
こんなに怯えるくらいなら何もしないほうがいいと、自分を無理やり納得させている状態です。
何か楽しい事をしようと考える力もなくなってしまいました。
昔の明るく闊達だった私はどこかへ行ってしまいました。
Jさん:
ダブルバインド※に遭って私は感情を押し殺したまま、彼の言い分や感情を受け入れざるを得なくなりました。
彼に都合の良い操り人形になっていたと思います。
気が付くと私は自分の意思を持てなくなってしまいました。
(※OKと言われたことをやろうとするとNOと言われてしまうこと。二重拘束)
Kさん:
繰り返し怒られて叱られて弱っていくうちに、私は常識と非常識の違いが分からなくなります。
私は混乱して自分で考えることを止めてしまいました。
そして彼が求める答えをいつも必死で探していました。
Lさん:
やってもいないのにお前には無理だと決めつけられて、自信があったことでも馬鹿にされて阻まれてしまった。
彼が知らないことをやってはいけないということらしい。
誉めてくれることもあるけれど実に嫌みな言い方だった。
■感情や感覚の鈍麻
Mさん:
拒否したいけれど彼にモラハラされるのが怖いから、拒否はできないし嫌な感情はひた隠すようになりました。
私がやったことの結果次第で彼は不機嫌になります。
どんな嫌なことをされても笑顔でいないと怒られました。
Nさん:
理不尽に怒鳴られた私はモヤモヤを抱えながらも、泣きたい気持ちを堪えて必死で明るいフリをします。
そうすると父親はひとまず満足するようです。
そして最後に必ず 「お前が悪いから直せ」 と言われます。
心のモヤモヤや投げやりな気持ちが全く消えません。
Oさん:
モラハラやDVの繰り返しで、私は子どものころから感情麻痺を起こしていました。
辛い状況にいても辛いという感覚が麻痺しているのです。
そうしないとあの家で無事に生き抜くことが出来ませんでした。
■情緒不安定・ヒステリー症状
Pさん:
自己愛者の被害に遭うと自分を見失ってしまいます。
それまで築いてきたものが全て虚構のように感じますし、人を信じられなくなりますから猜疑心と不安と焦燥感で、身や心の置き場がなくなってしまいました。
Qさん:
以前の自分らしさや生きかたや楽しみかたを取り戻せない。
自分が好きだと感じたものを批判され馬鹿にされ続けた結果、僕が好きなものはくだらないものなのかと考えてしまう。
この思考がすっかり定着してしまって変えられない。
■対人恐怖症になる
Rさん:
どうせ頑張っても報われないし壊されるのではと考える。
良い人に出会っても裏切られる先が頭から離れない。
頑張ったその先にあるものが何一つ見えない。
人が怖いし人と関わるのが本当に嫌になってしまった。
Sさん:
人に対する猜疑心が強くなったと感じます。
どうせこの人も私のことを悪いイメージで見ていると考えると、誰とも気軽に話すことが出来なくなってしまった。
仕事もできないし人との接触も怖いから外へも行けない。
Tさん:
あの男から受けた理不尽な言葉と扱いを思い出しては、いつも苦しんでいる自分自身がとても嫌です。
恨んだり憎んだりする感情を持つことが耐え難いです。
忘れたようでも憎しみがふとフラッシュバックします。
Uさん:
自己愛者と関わると自分の人格に傷がつきます。
出会わなければ抱くことがなかったであろう、負の感情を負わされたことが本当に悔しいです。
だからどんなことがあっても関わらないと決めています。
Vさん:
相手からメールが来るだけで動悸がしていました。
今日は何を言われるのかと思うととても怖かったです。
相手のことは好きだったし運命の人だと思っていたけれど、最後は心の裏側でこれ以上ないくらい憎んでいました。
■身体的症状
Wさん:
毎日極限まで疲れてしまい疲労困憊という感じだった。
会社へ行くのが憂鬱になって電車から降りてしまったり、悪いものを食べていないのに下痢が続いたり、急に涙が止まらなくなりどうしたらいいか分からなくなった。
精神科にかかったら適応障害と言われた。
Xさん:
忌まわしい過去を普通に思い出せるようになるまで、三年はかかりましたがそれでも緊張してしまいます。
それまでは思い出すだけで動悸が酷くなってしまい、医師から自律神経失調症だと診断されました。
Yさん:
自己愛者との関係に苦しんでいる最中に、顔面麻痺の症状が出てご飯を飲み込めなくなくなりました。
眠れないし食欲がないし常に緊張状態に置かれていました。
体重は急激に落ちてしまい体中に湿疹ができました。
そんな中で彼が時々とても優しくしてくれるのです。
その優しい彼が本物の彼で怖い彼は普通じゃないから、普通じゃなくなる原因の私がしっかりしたら、きっと優しい彼に戻ってくれるのだと信じてしまいました。
Zさん:
結婚から40年に渡り自己愛者である夫の横暴さや、理不尽な物言いや奔放な女性関係に耐え続けてきました。
息子たちはそんな父親から逃げるように絶縁しました。
息子たちは私に早く逃げてと言ってくれましたが、逃げられないのは私の体が不自由だからです。
しかし理不尽に耐え続けていたら精神的不調がきてしまい、統合失調症のような症状が出て入院することになりました。
今も定期的に精神科に通院して服薬を続けています。
それでも別れられないのは夫への復讐心があるからです。
■自分も自己愛者になってしまう
Aaさん:
自己愛者からの被害を受ける前はそんなことなかったのに、本当に自分はどうかしてしまったのだろうと思う。
思う通りにならないのは相手のせいだと感じたり、些細なことで責められたと感じてしまって生きるのが辛い。
Bbさん:
私は自己愛者から被害を受けて自己愛者になりました。
昔は周りに合わせて生きるのが得意な女でした。
自己愛者から酷い目に遭いやっとの思いで別れたら、やるせなさや悔しさから自己愛の真似をするようになり、今では私が周りから嫌われる存在になりました。
■人生を無駄にしてしまう
Ccさん:
結局私は自己愛者から依存されていたのかもしれない。
もっと早く離れるべきだったのに離れられませんでした。
今までの人生を無駄にしてしまったと後悔しています。
自己愛者から被害を受けた全員が異口同音に言っている。
「関わってはいけないし離れるしかない」
Ddさん:
自分ならいつか上手くやっていけるようになるはず。
いつか誠意を理解してもらえると思ってしまったのだろうか。
自己愛者を信じて数年頑張ったあとに残ったものは、モラハラをされ続けて裏切られてボロ雑巾にされた自分と、良心を持たない人間がいるという現実だけだった。
Eeさん:
今現在自己愛者の被害に遭っている人に強く伝えたい。
「とにかく今すぐ全力で逃げて!」 と言い続けたい。
僕の人生は自己愛の被害に遭ったことで終わってしまった。
もう心の底から人を信じることはないと思っている。
被害を受ける人は大抵周りとは違った光る物を持っている。
自信を持ってキッパリと自己愛者を切り捨ててください。
躊躇することなく一刻も早く今から抜け出して欲しい。
自己愛者の支配から抜け出すのはあなた自身の意思だから。