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離婚調停の実際 ~法律婚の限界をここに見る~ - Salon de Femmes(サロンドファム)|横浜市の恋愛・夫婦・不倫・離婚・性など男女問題をカウンセリング相談

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離婚調停の実際 ~法律婚の限界をここに見る~

カテゴリ: 夫婦間コラム 公開日:2018年11月28日(水)

 

 

当サロンへのご相談で多いのが離婚です。

 

 

 

夫婦が離婚へ向けて問題解決の協議をしても上手く進まず
結果的に家庭裁判所へ話し合いの場を求める例が
「夫婦関係調整調停」と呼ばれる制度です。

 

 

 

私も過去、元夫との離婚に際し条件で紛糾し
この「調停」制度を利用したことがあります。

 

 

 

その調停での話し合いの中で
私と子供たちは夫婦共有のマンションから退去するように
なんと調停委員から勧められたのです。

 

 

 

離婚の話し合いが出た時は既に
夫は単身赴任先の社宅に住んでおり
私は結婚時に購入していたマンションに居住していました。

 

 

 

しかし調停を始めて二か月もしないうちに夫側から
「単身赴任が終了したのでマンションへ戻るため同居が嫌なら引っ越して」
と離婚前提の別居中にもかかわらず申し出があったのです。

 

 

 

離婚を争っている最中にそんな申し出は受けられません。

当然そのように調停で判断をしてもらえるものと
調停委員に夫の申し出を拒否する旨を話したのです。

 

 

 

すると調停委員の口から驚くべき言葉が飛び出したのです
「マンションは夫名義なので嫌なら出ていくべき、離婚したいのでしょう?」

 

 

 

こちらが求めていた財産分与も婚姻費用も
全く話しが折り合わず問題は棚上げにも関わらず
夫が求める「マンション退去」には精査もなく
どうせ離婚なのだからと賛成する調停委員とは・・・

 

 

 

「面会交流権に取り憑かれた調停委員」

 

30代女性、小学生のお子さまを持つ方の事例。

 

 

 

夫の不倫とパワハラに耐えかねて家を飛び出した女性
夫と直接の協議では不安なため調停を申し立てました。

 

 

 

調停委員はパワハラに理解を示してくれ
婚姻費用も一回で決まり離婚に関しては
調停を不調として裁判へ移行するようアドバイスをくれたのです。

 

 

 

すると夫は女性を相手取り子供との面会交流と
婚姻費用減額の調停を申し立ててきました。

 

 

 

この調停の当初は
「面会出来れば養育費減額は無し」という方向でしたが
話し合いが揉めると途中で調停委員が踵を返して
「審判へ進むと全部夫の要求通りになるから、面会交流に応じるのはルールだ」

これはもう既に恫喝としか取りようがありません

 

 

 

女性はこれにショックを受けてしまい
仕方なく当サロンへご相談になり
当サロン経由で弁護士へ依頼することに。

 

 

 

夫からの嫌がらせに調停委員からの恫喝
そして弁護士費用という金銭的負担。

 

 

 

これはひとり問題を抱える女性にとって
あまりの仕打ちではないでしょうか。

 

 

 

「調停委員は法律の専門家ではない」

 

厚生労働省の人口動態統計によると
昨年の離婚件数は21万2262組。

 

 

 

夫婦の協議離婚が成立するのはそのうちの8〜9割
残り1〜2割は調停をすることになります。

 

 

 

その調停を担う調停委員とは
どのような人選となっているのでしょうか。

 

 

 

以下は家庭裁判所のHPからの抜粋です。

 

 

 

調停委員は調停に一般市民の良識を反映させるため
社会生活上の豊富な知識経験や
専門的な知識を持つ人の中から選ばれます。

 

 

 

具体的には原則として40歳以上70歳未満の人で
弁護士・医師・大学教授・各士業などの専門家のほか
地域社会に密着して幅広く活動してきた人など各分野から選ばれています。

 

 

 

「調停委員=法律家」ではないのにもかかわら
権威を笠に着たような言い方で決めてかかる例が散見されます。

 

 

 

前述のように根拠なく
「裁判になれば負ける」 という物言いがそれです。

 

 

 

専門家でもないのに法律を盾に
調停委員の常識を笠に決めてかかるやり方。

 

 

 

何故そのようなことが起こってしまうのでしょうか。

それはひとえに調停委員の目的は調停成立だからなのでしょう。

 

 

 

金額の多寡や有利不利にかかわらず
夫婦双方を如何に歩み寄らせるか
ここが調停委員の仕事なのです。

 

 

 

もしもこちらの条件を一切考慮してもらえずに
一方的に相手の条件を呑むように言われたのならば
それは調停委員に 「丸め込める相手」 と読まれたということでしょう。

 

 

 

調停は折れてくれそうな相手へ強く出る傾向にあるのです。

 

 

 

「離婚調停に意味はない」

 

調停委員は法律家でないにもかかわらず
権威主義的な物言いをする人が少なくありません。

 

 

 

調停委員の平均年齢が50~60代であり
世代が異なることで夫婦問題の根底を
きちんと理解することが出来ないばかりではなく
男尊女卑の価値観が根深くあることも影響しているのでしょう。

 

 

 

更に裁判所が定める婚姻保護や
子供との面会交流の権利が時に
パワハラやDV被害者の権利より強いこともあるのです。

 

 

 

故に未だに社会的立場が弱いシングルマザーにとって
離婚調停は精神的に非常に辛く
生活にも大きな影響を与えているのが現実です。

 

 

 

こんな弱者に厳しい離婚調停に
果たしてどんな意義があるのでしょうか。

 

 

 

そもそも論・・・
この国の法律婚制度そのものに無理があり破綻を来している
離婚問題の現場にいるものは強く感じざるを得ません。

 

 

 

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・横浜市中区
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★Salon de Femmes(サロンドファム)
代表サロンカウンセラー 祥子

http://www.salondefemmes.com
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