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離婚・不倫などのトラブルに於ける弁護士との付き合い方 その2 相談事例から - Salon de Femmes(サロンドファム)|横浜市の恋愛・夫婦・不倫・離婚・性など男女問題をカウンセリング相談

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離婚・不倫などのトラブルに於ける弁護士との付き合い方 その2 相談事例から

カテゴリ: 恋愛コラム 公開日:2018年05月11日(金)

 

 

「Ambulance Chaser」という言葉をご存知でしょうか。

 

 

 

単語のそれぞれの訳は
Ambulance=救急車
Chaser=追いかける人

これは「救急車を追いかける人」という訳になります。

 

 

 

そしてこの言葉は

 

「交通事故にあった被害者が乗った救急車を追いかけて、被害者あるいは被害者の家族に、加害者へ賠償金を請求することを持ち掛ける人=弁護士」

 

という意味を持ちます。

 

 

 

更に意味が転じて
「悪徳弁護士の別称」と解釈され
トラブルにまつわる日常会話で使われます。

 

 

 

これはあくまでアメリカでのお話です。

 

 

 

アメリカのTVドラマや映画など
劇中でのお話と思っていましたが
日本でもこれに当てはまると思わんばかりの
トラブル相談事例に遭遇しました。

 

 

 

不倫の経験のある方
あるいは現在進行中の方々は
内容を頭に留めておいて下さいね。

 

 

 

女性の相談者が不倫相談で訪問されました。

 

 

 

勤務する会社の上司(既婚男性)に言い寄られ
最初は拒否をしていましたが
遂に押し切られ交際を始めたそうです。

 

 

 

しかしある日突然
上司の妻の代理人だという弁護士から
一通の手紙が届いたというものでした。

 

 

 

その手紙には

 

「不倫で家庭が崩壊し精神的に大きな打撃を受けている。ついては加害者であるあなたに慰謝料を請求したい。慰謝料は200万円である。ただちに支払うとともに夫とは一切の関係を断つように求める。また連絡はすべて代理人である弁護士を通すように。」

 

というような趣旨のものでした。

 

 

 

実はこの手紙「あれっ?」と思うことや
ツッコミどころが満載なのです。

 

 

 

普段法律に触れることがない相談者
民間企業のOLですから当然です。

 

 

 

突然弁護士から手紙が来た
そして慰謝料を請求された
しかもその金額が驚くほど高額である
これだけですっかり動転してしまい
当サロンに駆け込んだという次第です。

 

 

 

当事者は全て関東地方の方にもかかわらず
郵送してきた弁護士事務所が大阪だったため
弁護士の素性をウェブ検索してみました。

 

 


すると面白いことが分かってきました。

 

 

 

その弁護士事務所のホームページには

 

「不倫慰謝料奪取に絶対的な自信があります。相談料・着手金は無料。成功報酬は20万円に慰謝料の16%」

 

と明記してあります。

 

 

 

ウェブ検索範囲を広げてみると
類似の紹介を掲げた弁護士事務所が
いくつか散見されました。

 

 

 

しかも面白いことに設定料金がどれも同じ
これは何を意味するのでしょうか。

 

 

 

近年は法科大学院が多数整備された影響で
弁護士資格を得る方が増加してしまい
弁護士業務が過当競争に陥ってしまったことは
よく知られているところだと思います。

 

 

 

弁護士といえどもビジネスですから
魅力的な広告を掲げて仕事を探すのは
至極当然の行為とは思います。

 

 

 

最近も過払い金問題で数か月間業務停止になった
有名なA弁護士事務所がそうであるように
法律に疎い素人を相手にした

詐欺まがいの訴訟等を持ち掛ける
まさに冒頭の「アンビュランスチェイサー」に
成り下がっているのではないかと
疑いたくなる事例が今回の相談者と言えるでしょう。

 

 

 

話は相談者の事例に戻して
相談者に届いた手紙での
突っ込みどころ満載の一部をご紹介します。

 

 

 

まず郵便が内容証明や書留ではなく
普通郵便で届いているところです。

 

 

 

これでは確実に相談者の手元に届いたのか
確認のしようがないということです。

 

 

 

ある意味相談者が無視をしてしまえば終わりです。
なんとずさんなやり方なのでしょうか。

 

 

 

次に手紙の内容ですが
不倫慰謝料を求めていながら何の証拠も明示せず

 

「不倫をしたあなたは加害者であり、相手の妻は被害者である。」

 

と文中で加害者断定をしてきています。

 

 

 

これも普通に考えたらあり得ないことです。

 

 

 

不倫を追及するのであれば
追及する側に不貞行為の立証義務があります。

 

 

 

しかし手紙にはそのような証拠があること
不貞行為は立証可能であることも明言されておらず
ただ単に「あなたは不倫している」という論理です。

 

 

 

これでは裁判等にはとても移行できる内容ではありません。

 

 

 

すなわちこれは裁判を見据えておらず
素人を脅して手っ取り早く
慰謝料を脅し取ろうという魂胆が見えてきます。

 

 


これら以外にも様々な問題のある事例ですが
長くなりますのでこれ以上は割愛します。

 

 

 

ちなみに相談者に対しては

 

「弁護士の手紙に応じる必要はありません」

 

「慰謝料もこの段階で払う必要は一切ありません」

 

としてアドバイスをしました。

 

 

 

相談者の意思は法律を入れない解決法でしたので
相談者と上司との話し合いを基本とし
その上で改めて上司夫妻の問題として
持ち帰り頂いたということは言うまでもありません。

 

 

 

会社の上司と部下ですので
会社を含めての話し合いも視野にありましたが
どちらも将来のある方々ですので
その絵には至らないような配慮を致しました。

 

 

 

結果的に弁護士が介在する形にはなりませんでした。

 

 


もしもこの弁護士の請求通りに
不倫慰謝料を支払ったとしましょう。

 

 

 

この事例で提示された金額は200万円です。

 

 

 

計算すると弁護士の報酬は
20万円+32万円(慰謝料の16%)で52万円となります。

 

 

 

この弁護士事務所に依頼をした上司の妻は
200万円から52万円を差し引いた金額を受領することになります。

 

 

 

但しここにはオチがあります。

 

 

 

不倫慰謝料とは共同不貞行為となるため
相談者は支払った慰謝料の半額を
上司に請求することが可能なのです。

 

 

 

不倫の責任は折半として

請求することが可能ということです。

 

 

 

上司が相談者に半額を支払ったと考えて
結果的に妻は48万円を受領し
弁護士は52万円を受領することになります。

 

 

 

しかし実際にはこうは成り得ません。

 

 

 

200万を請求された段階で

支払う必要がないからです。

 

 

 

これぞまさに素人を相手にした

「アンビュランスチェイサー」そのものなのです。

 

 

 

ご不安を抱えていらっしゃる方や
実際にお困りの方は一度ご相談下さい。

 

 

 

 

 

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代表サロンカウンセラー 祥子

http://www.salondefemmes.com
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