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LGBTでもいいですか? - Salon de Femmes(サロンドファム)|横浜市の恋愛・夫婦・不倫・離婚・性など男女問題をカウンセリング相談

ご相談事例

LGBTでもいいですか?

カテゴリ: 恋愛事例 公開日:2017年11月19日(日)

 

32歳・男性

会社員の方からのご相談です。

 

 

 

・性的マイノリティー、少数だからこその価値がある!

 

彼は女性に恋愛感情を持つことが出来ず

もやもやしたまま32年間生きてきました。

 

 

 

男性に恋愛感情があると

ハッキリ自覚したのは

中学2年生でした。

 

 

 

周りの友達との感覚の差に愕然とし

それ以降自分の気持ちに蓋をし

ずっと隠し続けてきました。

 

 

 

友達のみならず

親兄弟にもです。

 

 

 

しかし大学に入り

交友関係が拡がったせいか

初めてゲイの人と出会い

自分の恋愛感情を

表に出すことを決めました。

 

 

 

親友にカミングアウトしたのをきっかけに

親、家族、友達数人にも告白しました。

 

 

 

それまではゲイの友人と会う時に

方々に嘘をついて

出かけなければなりませんでした。

 

 

 

本当のことを話して

喜んでもらえることが出来ず

人知れず涙したこともあります。

 

 

 

しかし今では

カミングアウトした友達の前では

自分の話を気楽に出来ますし

気持ちを楽にふるまうことも出来ます。

 

 

 

僕はもう誰にも

嘘をついて生きていたくありません。

 

 

 

実は嘘をつく度

心が痛くて仕方ありませんでした。

 

 

 

人に理解してほしい

とまでは思いませんが

こんな自分だということを

認識してもらいたかっただけなのです。

 

 

 

LGBTはまだまだ

社会的に完全には認められていませんし

全く理解出来ないという人も

いらっしゃるでしょう。

 

 

 

そんな中

今、本当に迷っています。

 

 

 

これからも公にカミングアウトして

堂々と生きることが出来るのか。

 

 

 

強く自らを貫いて

生きていきたいとも思うのですが

時に自信を無くしてしまう自分が居ます。

 

 

 

・・・というご相談内容です。

 

 

 

・恋愛観は人それぞれ、異性なのか同性なのか、そんな些細な違いでしかない

 

彼は今、数々の苦しさで

心がいっぱいになってしまっているのでしょう。

 

 

 

一つ目には

まず自分の心に

嘘をつかなくてはいけない

自分への苦しさや怒り。

 

 

 

二つ目には

性的マイノリティーの自分は

誰からも認められないのではないか?

という孤独感や罪悪感の苦しさ。

 

 

 

そして、もう一つには

自分は社会からも

受け入れてもらえないのではないか?

という漠然とした恐怖。

 

 

 

彼にはたくさんの苦しみが

心にいっぱい詰まっているのが

手に取るように分かりました。

 

 

 

「もう嘘をつきたくありません、嘘をつくたびに心が痛くて辛いのです。」

特にこの言葉が

彼の苦しさをよく表していて

聞いていてこちらも

悲しい気持ちになりました。

 

 

 

彼がお友達に

自分の真実の気持ちをお話した時や

その気持ちを周囲が理解してくれた時。

 

 

 

彼がこれまで

独り苦しんできた

孤独感のようなものから

一瞬で開放され

「人と繋がる自信」を

やっと感じることが

出来たのではないでしょうか。

 

 

 

・性的マイノリティーの人達が、真実の自分に嘘をつかなくてもよい社会の実現を

 

人が嘘をつく時に感じる感情の一つに

「罪悪感」と言う感情があります。

 

 

 

この「罪悪感」の中で

どんな嘘をつく時が

一番苦しいと感じると思いますか?

 

 

 

それは、誰にでもない

「自分自身に嘘をつく時」なのです。

 

 

 

自分以外の誰かに対して

必ずしも「本当の事」を

話す必要はありません。

 

 

 

性の問題に限らず

社会生活でも

家庭でも

そのような場面に遭遇することは

よくある出来事です。

 

 

 

その時々で

「今はこんな風に言っておいたほうが良いこともある」

と言動を選択し

人と付き合っていくことは

時によっては

必要不可欠であることですね。

 

 

 

しかし自分自身の心に対しての嘘は

自分自身を偽ることですから

とても辛いと思うのです。

 

 

 

現在の彼の心の痛みは

過去の苦しみや

今もなお自分を責め続けている

自らへの気持ちが原因です。

 

 

 

それは彼が元々持っていた大らかな感情に

過去の痛みや現在の苦しみの経験が

「フタ」をしてしまっているからかもしれません。

 

 

 

ですから

この「フタ」が取れてしまえば

彼はとても楽になれるのではないでしょうか。

 

 

 

「自分には、心から好きになれる人がきっといる」

「好きになってもらえる人がきっと現れる」

という希望に対して

感情のフタを取り外し

もっと自分に自信と誇りを

持てるようになって下さい。

 

 

 

人に愛してもらいたいならば

まず、自分が自分を

愛さなくてはなりません。

 

 

 

人の幸せとは

条件あって故ではないと思うのです。

 

 

 

幸せ、楽しさ、嬉しさ

愛しいと思う気持ち

これらは「感情」が全てなのです。

 

 

 

ですから、いくら条件が整っても

そこに幸せな感情を感じられなければ

自分が幸せであるとは

思えないのではないでしょうか。

 

 

 

彼が一番大好きな人と

一緒に過ごせる時間は

何より幸せなのではないかと思います。

 

 

 

一番大好きな人と出会えた事に

大きな感謝の気持ちを

持たれていることでしょう。

 

 

 

そこにしっかりと焦点を当て

自分の恋愛に対して堂々と

肯定出来るようになることが

嘘偽りのないカミングアウトへの

大きな第一歩ではないでしょうか。

 

 

 

世間や周囲の人というのは

「認めてもらうもの」ではないのです。

 

 

 

自らのまっすぐな心と

人を思う気持ちの真摯さが

きっと周囲の人の心をも

動かしていくと思うのです。

 

 

 

どうぞ、苦しみや罪悪感に囚われることなく

大好きな人に出会えた幸せを噛みしめて

堂々と顔を上げて

前を向いて歩みを進めて下さい。

 

 

 

そんな彼をこれからも応援していきたいと

心の底から思いました。